01 — Shiome
潮目
- Year
- 2026
- Role
- 編集設計
- Study
- 読みの速度が変わる位置だけを、組版の仕様として固定する。
潮目は、流れがぶつかって水面の模様が変わる場所を指す。文章にも、読みの速度が変わる位置がある。見出しの前、引用のあと、余白が急に広くなるところ。
字の大きさは、画面の幅には合わせない。行長のほうを守る。
対象
このスタディが扱っているのは、長い文章を画面で読ませるときの行長と段差である。本文は明朝、注釈は等幅。一行は全角でおよそ四十字を目安にした。それ以上は視線が戻りにくく、それ以下はページが間延びする。
画面幅
狭い画面では余白を削り、広い画面では余白を足す。本文のサイズは、ある幅を超えたら増やさない。大きい画面で文字まで巨大にすると、読む行為が掲示に変わってしまう。
置き方
見出し、本文、注釈で、余白の量を変えている。均等に空けると、どれも同じ声の大きさになる。潮目では、速度が変わる位置だけ余白を極端にした。